眼瞼下垂のまぶた治療について

まぶたを引き上げる筋肉が衰えたことが原因で起こるたるみなら、眼瞼下垂の可能性があります。この場合、切開法は効果がありません。脂肪が原因ではないためです。形成外科や眼科でも、眼瞼下垂手術は行われています。この手術には保険を使うことが可能です。たるみの原因が眼瞼下垂及び脂肪の人もおり、そのような時眼瞼下垂手術と切開式は併用されます。眼瞼下垂は生まれつき筋肉や神経に原因でたるみが出る先天性と、加齢や目を酷使する行為、パソコンの長時間使用などによる筋肉や皮膚の弛緩によってたるみが出る後天性があります。眼瞼下垂の原因が後天性の人に対する手術は、これまでは挙筋短縮法という眼瞼挙筋を一部切除して全体を縮めるという手法が用いられてきました。この手術方法は、たるみの大きい人に対しても有効な方法です。しかし、交感神経と非常に関わりの深いミューラー筋を傷つける可能性があります。最近では挙筋前転法が用いられます。まぶたの筋肉に問題がない場合は有効です。挙筋前転法によるまぶた治療は筋肉を傷つけず挙筋腱膜と瞼板とを再固定する治療方法です。経験や技術が必要な手術ですのでどの医療機関で施術可能ということはありませんが、この挙筋短縮法という方法は後天性の眼瞼下垂に向いた治療方法です。多くのクリニックで挙筋短縮法と銘打った治療方法は行われています。しかし、本当にその通りの方法とは限りません。事前確認を忘れずに。

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